2016年1月26日火曜日

2016.01.26


去年関わった仕事のなかで一番濃厚な時間をすごしたのは間違いなくBURNOUT SYNDROMESの「文學少女」で、たくさんの制作メンバーを抱えながら一本のMVを監督した手応えをはじめて感じた。

その半年後、彼らがメジャーデビューしてハイキューのタイアップ曲として採用されて(めでたい)そのMVがこの前公開されてたので見てみた。



タイポグラフィを使った演出が前作の文學少女をめっちゃ踏襲されててウケる。多分、前回のプロダクト周りをアートディレクションした人の意図なんだろうけど。今回MVはまったくノータッチではあるけど、前回自分たちがBURNOUTの楽曲の魅力を考えて演出したMVのアプローチを、自分ではない別の誰かが引き継いでくれたのはとても嬉しい。

冒頭の演出とかも、文學少女は中学生の女の子が空から落下してるように見える作りに対して、新曲は高校生の女の子が空へ高く飛び上がろうとする演出が 対になってるようにできてるのがグっときた。

最近エゴサするの止めてたんだけど久々にtwitterで検索かけたら、タイアップ曲で知ったアニメファンが文學少女のMVを気に入ってくれて、当初アニメ演出を採用した狙いがうまく繋がってもっと広がってくれれば頑張って作った甲斐があるもの。


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