ってなわけで、日本のネット発ポップカルチャー通ならご存知「さよならポニーテール」のメンバーであるメグのユニット「メグとパトロン(通称メグパト)」の新曲"パリパリパーリー"のMVを監督しました。
(youtubeはコッチで観てね)
元々、さよポニの「魔法のメロディ」っていうアルバムが好きだったのですが、文系の香りの強いミュージシャンだけに実際に仕事となると縁はないだろうなと思ってたのですが、さよポニのプロデューサーであるクロネコちゃんから直接メールでメグパトのMVの依頼が来たのはかなり感慨深かったです。
んで、実際にクロネコちゃんからの要望で
- さよポニとの明快な差別化
- 手癖のないルック
- 音ゲー的ギミックに溢れた世界観
というのを汲み取りつつ好きなことをやってほしいというお題が出されたので、それに対して
- 理系的アイディア(さよポニが文系っぽいので)
- アンチエイリアスのないカリカリのCGルック(曲線要素などリッチな要素を排除)
- ビブリボンを踏襲した世界観(曲を聴いたときの第一印象が波形をイメージできたので)
という3つの要素を思いつき組み合わせていって考え出した企画が、近年流行してる「理系女子」「ギークガール」の波にのるかたちで電子回路図の世界をメグちゃん(頭にリボン付けてメガホンもってる女の子)が冒険するプロットになりました。
アイディア自体はすんなり決まったんですが、電子回路図らしくしすぎると画面が野暮ったくなり、画作りに走り過ぎると「らしさ」が失われちゃうので、そこのバランスの取り方がとても難しかったですが、トンチ系のアニメーションは久々に作るのでかなり楽しめました。
(ちなみに、今回のMVの元ネタはビブリボンと公言しましたが、他にも90年代のTVゲームやアーケードゲームのオマージュがあったりします。分かる人は年齢がバレるかもw)
ともあれ、今後もメグちゃんのプロジェクトに関わっていくので、メグちゃんのtwitterを定期的にチェックしてもらえるとうれCです。メグちゃん、かなりマルチな才能を持ってる子なので、次の曲も楽しみっす。国内のポップカルチャーが海外でも反応を得ると良いなぁ〜なんて思いながらvimeoでもリリースしました。勢いで書いてるので文章が雑な感じになってますが、かなり気持ちが高揚しております。
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