2012年10月10日水曜日

【ご報告】TOKYO ANIMA2012無事終了【満員御礼】

そんなこんなで、10/7~8の二日間行われたTOKYO ANIMA!2012-AUTUMNが無事終了しましたー。二日間で来場者はのべ1300人もの方に足を運んで頂き本当に嬉しいです!


TOKYO ANIMA!は毎年国立新美術館のホールで行われているので、映画館のような上映に最適とは言い切れない環境ですが、これだけ多様化された短編アニメーションを一同に見ることが出来て、尚かつフリーのイベントだけあって、普段商業アニメーションしか慣れ親しんでない人にとって、色んな意味でショックの大きいイベントだったんじゃないかな、と参加者の一人として感じています。

会場の入り口にあった看板。webサイトとは違って、ブルーを基調としたデザイン。

これが新美術館の上映会場。300人以上が入れるハコになってます。音響は低音が弱いんだけど、プロジェクターがかなり鮮明。データ上映なので映像がとにかくキレイで興奮した。イスが会議で使われるような持ち運び易い感じのタイプなので、90分座ってると、ちょっと辛くなってくるんだけど、ハコ自体がかなり広いので、300人入っても空間がゆったりしていて、落ち着いて観れるのは嬉しい。


プログラムが一つ終わるごとにお客さんが一気に入れ替わる。客層も、雰囲気が似てる人がぜんぜんなくて、プログラムの作品群のようにかなり多種多様なお客さんが集まってくれました。


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今回、短編アニメーションというジャンルの上映会に参加して、改めてCHANNELERの作品の見え方が変わってきました。webに配信することを前提にしたスピード感が、いろんな作品に囲まれて上映という形式になったとき、体感する作品の速度がBPM以上にアップテンポに感じたり、巨大なスクリーンに上映されることで、フォントのディテールがより鮮明に見えて、webで流すよりもAAの表情が強烈に立ち上がってくる瞬間は、とても興味深い発見だったと思います。

あと、個人的には水尻自子さんの『布団』との出会いは衝撃的でした。
自身のフェティッシュを探求するという、潔いテーマを長い時間をかけて突き詰めることで得ることができる強度の高い作家性。まるで抜きどころだらけのAVを見てるかのような勃起感の高いアニメーション。自分が今後作品を作り続けるとき、『同じテーマを探求する』ことの重要性を痛感させてくれました。


いま作ってる新作が完成させたら、今後どんな作品を作るべきかちょっと見えてきたような気がします。



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それと、改めて今回TOKYO ANIMAに誘って頂いた水江さん、運営を主導した藤田さん、本当にありがとうございました!機会があればまたTOKYO ANIMAに誘ってください&応援しています!!!


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